史上最凶の怪作  

思春期美少女合体ロボ ジーマイン



(1999年・全6巻・OVA)

『思春期美少女合体ロボ』というタイトルからして、ロリロリな美少女がキャピキャピ飛び交うオタク度満載の萌えアニメ!!・・・と考えてしまうのは邪推ってもんです。騙されてはいけません。

70年代の日本。地球に謎の侵略生命体「オーガピエンス」が上空から現れる。浅草に住んでいた花川戸あやめ、れんげ、すみれの3姉妹は父が残した謎のスーパーロボット「ジーマイン」で侵略者に挑む。

ロボットアニメの大御所、サンライズが初の完全オリジナルビデオ作品として世に送り出した作品。それも「思春期美少女合体ロボ」という大看板を構え発売された、サンライズとしてもかなり力がこもっていたと思われる・・・

の、ですが。
はっきりいってこの作品、サンライズ作品の中では最も黒歴史に葬られている作品と言えます。大看板を掲げた割には知っている人も少なく、世間ではあのアニメ版『魔装機神サイバスター』に通用するかのようなクソ悪い評価をされていて可哀想で仕方の無い作品。
・・・と、とりあえず作品紹介をしたいところなのですが、悪評しか聞いた事がない作品なので管理人としても褒め所を探すのが必死です(汗)。
本作の見所は、作品全体の雰囲気が70年代アニメ調になっていること。舞台が70年代なのはもちろんの事、作画レベル、キャラデザ等に至るまで何もかもが70年代アニメ風になっております。主題歌についてもそうなのですが…何というか歌詞が「燃え上がる〜エナジぃ〜、合体ぃ〜よぉ〜♪」ってな感じなので聴いてるこちらが恥ずかしくなりそうです。エンディング曲なんか教育テレビの『みんなのうた』で流れてそうな歌ですし。70年代だけあって主人公が劇中で『勇者ライディーン』を視聴している場面があったりと、当時の雰囲気を遊びとして取り入れているのは面白いのですが・・・。
99年の世紀末って時にそんなの作って利益あるのかと思ってしまいますが、結局はそれらの「70年代風テイスト」は視聴者に受け入れられることなく、全6話作られたものの稀に見られる大失敗に終わってしまったのでした。う〜ん、サンライズの初OVAを飾った作品なのに残念な結果ですな・・・。

あと、第一話でいきなり『黄金勇者ゴルドラン』のBGM使いまわされているのですが、あれは一体どういうことなんだろう・・・。もしかして予算が無かったんでしょうか?せっかく初のOVAなのにケチられるのも視聴者としては困りますが、真相は謎のままとなっています。

一応スーパーロボット作品、サンライズ制作ということでスパロボ参戦の条件は十分に整っているのですが、何せ評価があまりにも悪い作品ですから参戦した時点で非難殺到しそうな気が・・・。それは無いか。


・・・・・でも、ロボットのデザインはなかなかイカすでしょ?(笑)




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